中古の不動産を購入するとき、「どんな書類を準備すればいいの?」と戸惑う方も多いのではないでしょうか?
この記事では、中古物件購入時に買主が準備すべき書類を、「ローン利用の有無」や「契約段階」別に整理して解説します。早めの準備で、スムーズな取引を実現しましょう!
✅ 購入の初期段階で必要な書類
1. 本人確認書類
- 運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど
- ※裏面も必要な場合あり(住所変更がある場合)
2. 収入証明書類(住宅ローン事前審査用)
- 源泉徴収票(直近1年分)
- または、確定申告書(3期分:個人事業主の場合)
- 所得証明書(市区町村発行)
💡ポイント:住宅ローンを検討している場合は、早めに銀行の事前審査に申し込みましょう。
✅ 売買契約時に必要な書類
3. 印鑑(実印または認印)
- 実印が必要な場面もあるので、事前に確認しましょう。
4. 印鑑証明書
- 発行から3か月以内のもの(契約やローン手続きで使用)
5. 手付金
- 指定された金額を、現金または振込で用意
- 領収書も必ず保管
✅ ローン本申込み時に必要な書類
6. 本人確認書類(再提出求められることも)
7. 住民票(世帯全員 or 本人のみ)
- 発行から3か月以内のもの
- 本籍・続柄あり/なしを求められるケースに注意
8. 健康保険証の写し
- 勤務先の確認や団体信用生命保険の審査で使用
9. 源泉徴収票または課税証明書
- 銀行によっては直近2年分を求められることも
10. 物件関連資料
- 売買契約書(写し)
- 重要事項説明書(写し)
- 登記簿謄本(不動産会社が準備)
- 間取り図・価格表(必要に応じて)
✅ 決済・引渡し時に必要な書類
11. 残代金支払用の資金
- 指定の銀行口座に事前に入金(ローン借入金含む)
12. 住民票(登記に使う)
- 所有権移転登記に必要。司法書士に提出
13. 委任状(登記手続き用)
- 登記を司法書士に任せる場合、署名・捺印が必要
14. 火災保険の契約書類
- ローン利用時は必須。引渡し前に手続きを完了させる
💡補足:個人事業主・法人購入の場合
- 確定申告書3期分
- 納税証明書
- 法人の場合は登記簿謄本や印鑑証明書も必要です